Linuxを中心とした話題を投稿予定。 使用ディストリビューションであるFedoraが中心になると思われます。http://oedipa.wiki.fc2.com/にてTips Wikiを公開してます。
差分ダウンロードは難しいんじゃないだろうか?
相変わらずLinuxネタです。今日はyumのプラグインのご紹介。

yumとはなんぞや?といいますと、Windowsアップデートをもっと強力にしたやつ、ってところでしょうか。Windowsアップデートでもいくらかのサードパーティ製ドライバやパッケージをインストールできますが、yumとはLinuxのインストールDVDに収められているパッケージ+α(たっくさん!)のパッケージを管理できるツールです。Debianでいうaptです。aptより重いですが^^;

で、yumには追加のプラグインをインストールすることで機能を強化することができます。その中で便利そうなものをご紹介。

必須だと思われるのが「yum-fastest-mirror」。パッケージを公開しているサーバはいくつかある(国内外問わず)のですが、その中からできるだけ転送速度の早いミラーを優先的に利用しようとするプラグインです。以前までは国内ミラーなどを自分で設定ファイル書き換えて指定していましたから、だいぶ楽になりますね。

次に、「yum-merge-conf」。RPMでパッケージの更新を行った際、設定ファイルの書式に変更がある場合等は自動的に「.rpmsave」や「.rpmnew」といった拡張子のバックアップファイルを作成します。これをもとに差分を確認して設定ファイルの更新やあるいは巻き戻しを行う必要があるのですが、yumで一気にたくさんのパッケージを更新したときなどは1つ1つ変更を探すのも大変。実際、マージ処理はしなくても問題がない場合が多いですが、気持ち悪いですよね^^;
で、このプラグインをインストールしておくと、インストール時に設定ファイルの変更を行うかスルーするかを尋ねてくれます。どのみちやらなくちゃいけない作業ですし、個人的にはインストール時に聞いてほしいです。300を越えるパッケージの更新のときに10個程度の変更がぁぁぁ、なんて、後から変更のあるファイルを探す方がしんどいですからね。

そして最後に紹介するのが「yum-presto」。このプラグインは、パッケージ全体ではなく、変更のある差分だけを収めたdeltarpmというパッケージを優先的にインストールするプラグインです。差分だけでよければダウンロードするパッケージも少なくて済みます。
ただ、このdeltarpmを提供しているサーバがまだないため、今はこのプラグインを入れていても意味はありません。実現も難しい気がします。直前のパッケージとの差分だけを提供するのだとして、今インストールされテイルパッケージが直前のものかどうかをきちんと判定しないといけなかったりと、手間が掛かりそうですし。
まぁ、気長に待つとしましょう。

今日の紹介はここまで。yum-merge-confはPirutとか使っているときにはどうなるんだろうなぁ・・・。Pirutとかはプラグイン無効にして実行してるのかしら? そんなことはないか。

今はだいぶ改善されたとはいえ、まだaptより重い気がする。つかメモリ食いすぎだよ・・・。メモリ安くなったことだし、やっぱ買っとくべきか!?
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PulseAudioで他PCのサウンドを再生
Skypeが使えなかったり、Mplayerもパッチ当てなきゃプラグインは同梱されてない、Audacityもまだ非対応とまだまだ壁も大きいPulseAudio
ただ、複数のサウンドカードを統合的に扱えたり、LAN内の他のマシンにサウンドを渡したり受け取ったりできるというちょっと変わった機能を持っている面白い面も。

普通に使う分にはALSAのdmixで十分だし浸透もしていますが、ちょっと凝ったこともしてみたいじゃないですか。
と、いうことで、大学にてTeX程度にしか活用していないFedora8マシン(当然スピーカなどは接続していない)のサウンドをWindowsマシンに飛ばしてみることに。

なんとこのPulseAudio、Win32版のバイナリも提供してます。ただ、ほんとバイナリだけで、設定ファイルなどは一切ないストイックぶり。つーか不親切だぜw

まずWin32版のPulseAudioコチラからDL、展開します。そして展開したディレクトリ(exeファイルなどがある階層)にdefault.paというファイルを作成します。内容は

load-module module-waveout

load-module module-native-protocol-tcp auth-ip-acl=127.0.0.1;192.168.0.0/16

です。192.168.0.0/16の部分は各自の環境に合わせて変更してください。接続を許したいネットマスクを指定します。
この状態で、コマンドプロンプトより

c:\pulseaudio-0.9.6-1\pulseaudio.exe -D

とコマンドを打ちます。パスは適宜読み替えてください。
この状態で、特にエラーがでなければ成功です。

続いて、Linux側の設定です。こちらは非常にシンプルで、PulseAudio appletより
「Default server」->「Other」を選択し、ダイアログボックスにWinマシンのIPかホスト名を入力します。うまくいけばこれでLinuxPulseAudio経由のサウンドはWindowsで再生されます。

Windowsの方はバッチファイルでも作っておくと楽かもしれません。これにより、amaroKで音楽を再生するのはLinuxに任せることができるようになりました。ついでにPrismによるGoogleTalkもLinuxで実行させてます。発言があったときにはちゃんとサウンドがなります。Winではプログラムを実行したりするのでfb2kでの音楽の再生は止めざるを得ないときがありますからねぇ。

しかし、これで私の環境は他人に分かりにくくなりましたね(苦笑) 他の人が私のPCから漏れる音がうるさいということで音楽プレーヤーを止めようにも、まさかLinuxで鳴っているとは考えないでしょうし。まぁ、ヘッドフォンケーブル引っこ抜かれるんですけどね^^;

できたら対応したいのはamaroKのアルバムジャケット表示。まぁこれくらいは体裁にこだわらなければそっこーで用意できるので、明日あたりささっと作ってしまおう。ほんと、SuperKarambaとdcopさまさまだっぜ。

そのうち、その逆も実行してみたいところ。Winの音をLinuxで再生できないだろうかなと。こっちはWinESD使わないと無理っぽいからなぁ。PulseAudioの擬似ドライバでも開発されたら別だけど・・・。まぁ、Winの音をLinuxで再生ってのは主に仮想OSでの使用を考えてるから、あまり重要ではないのだけれど。

そうそう、LANにてサウンドを飛ばすのに用いる帯域は1ストリームあたりおよそ200KB/s弱でした。LAN環境なら余裕ではないかと。例えば、amaroKで音楽を鳴らしながらPrismでチャットをし、ニコニコしてたら600KB/sです。案外喰わないもんですね。これなら無線でも余裕かな。

と、いうことであまり実用的ではないPulseAudioの使い方紹介でした。WinでPulseAudio経由にてサウンドを鳴らす方法はぼちぼち調べてみますかね。